1995年〜2001に生産されたアルピニストです。本日の午前中まで元気に稼働しておりましたが、アクシデントがあり、とんでもない状態になってしまいました…低価格モデルの「アルピニスト」にハイビートの8振動を搭載するには、あまりにオーバースペックであり製造コストが掛かるので生産が中止となった事から「幻のモデル」と言われタマ数が極めて少ないモデルでした。その後このモデルは後継機種として2006年？に６振動の6R15のロービートにコストダウンされ最近でアルピニストプロスペック6R35が現行品となっている様です。6時に位置にalpinistが赤文字がとてもインパクトがあり現行品より少しだけ小さめのケース、ハイビート特有の流れるような運針、状態の良いムーブメント…ほんとに良い時計でしたので残念でなりません…ショックです(＞＜)■事の成り行き■純正のステンレスブレスが傷ついたり伸びてしまうことを恐れベルトをつけておりました。革ベルトを外す際にバネ棒が折れてしまいケースのバネ棒の入る穴に折れたバネ棒を抜く作業を始めたところ時計が落下してこのような状態になってしまいました(＞＜)■破損前の状態■一昨年3月2日OHを実施しており日差+6秒で稼働しておりました。ねじ込み式リューズの掛かり、回転式インナーベゼル、カレンダーの早送り、すべて全く問題がございませんでした。20年以上前のモデルでしたので使用に伴う風防小傷、ケース小さな内傷はございますが概ね綺麗な状態です。ベルトやフラッシュフィットも画像の通りかなり綺麗な状態を保っております。■セイコーの対応■先週有楽町のセイコーお客様相談室にをしてこの時計がまだオーバーホールを受け付け可能か否かを尋ねたところ、まだ受付可能で5月中なら税込み21.200円、6月から新料金23.100円になると伺いました。但し交換パーツがある場合は+α、その他交換パーツの在庫がない場合はお断りする場合もあるとの事です。※今はショックで出品してしまっておりますが、頭が冷静になった段階でセイコーでしっかりと組み込んでいただいて使用したいと言う気持ちが出てきた場合は突然取り消すことがございますのでご了承下さい。質問がございましたらご連絡どうぞ。